LGBTという言葉について

最近話題の単語、LGBT。私の好きじゃない単語。

だって、間違った使い方をされていて、この単語が一人歩きしているから。

 LGBTとは

LGBTとは、以下4つの単語の総称です。

L レズビアン (「レズ」はただの短縮系ではなく差別用語。)
女性を好きになる女性

G ゲイ (英語では男のことも女のことも指す)
男性を好きになる男性

B バイセクシュアル
男女どちらとも好きになる人

T トランスジェンダ
生まれてきた性とは違う性だと認識している人

あくまで総称だということを強調しておきます。

性的嗜好性自認とは

性的嗜好どのような性を好きになるか。

性自認自分の性をどのように認識しているか。

性的嗜好が男性」の人もいれば「性的嗜好が女性」の人もいて、「誰のことも好きになりません(アセクシュアル)」という人もいる。この性的嗜好は「自分が男なのか女なのか、どちらでもないのか」という性自認とは全く因果関係がないのです。

LGBTの話に戻すと、LGBは性的嗜好でTは性自認の話になってます。そもそも何で2つの概念を一つにまとめちゃったのかなあああ??て疑問。

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LGBTで使われる虹色は6色だよ

この言葉が好きじゃない理由

最近メディアでも注目されるようになってきたこの言葉。この言葉がとても便利すぎるものとして使われているように感じてしまいます。

例えば「自分はLGBT」という記事名。一見「お!ジェンダーの記事だ!」って人々の関心を集めそうだけど、ちゃんと勉強してる人から見れば「1人でLGBTを兼ね備えるのは物理的に無理」って分かるから違和感しか抱かない。

友達との会話の中でもLGBTという単語が出てくるようになってきましたが、トランスジェンダーのことをLGBTと言ったり、大体が間違った使われ方をしています。

つまり、便利すぎる。「男か女じゃない何か」「性的嗜好が"異性"じゃない人」をなんとな〜くまとめてLGBTって言ってる。
その度に訂正しようと思うけど、でもそれはKYかなって思って結局いつも黙り込んでしまう...。

異性という言葉

「異性」という言葉は男性からみたら女性で、女性からみたら男性。
でもそれ以外に「恋愛対象」という意味が含まれているように感じます。例えば最近よくやるワードウルフでは、恋愛をテーマにゲームしている時、「〇〇な異性」ってよく出てきます。

こういう言葉が、いちいち気になってしまう。笑

これは恋愛対象という意味ですか?それとも言葉通り異性ということですか?言葉通り異性という意味でしたら私は自分が女性だと言い切れないセクシュアリティなので、何を持って異なる性とすればいいですか?って笑笑

めんどくさい人間だなあ(笑)
それと同時に、ゲーム参加者に同性愛者がいたら...とかも考えちゃう。皆知らないだけで意外と近くにいるものだし。

彼氏いるの?

彼氏/彼女いるの?という質問もあまり好きじゃないです。相手の性的嗜好が分かっていない時点でのこの発言はあまりにリスキーだと思います。

「パートナーいるの?」「付き合ってる人いるの?」

とかがベストじゃないかなああああああ。